プロフィール
しののめ
刺繍作家。
「機織りの名手」であった祖母の影響を受け、絹糸と絵画に親しみながら幼少期を過ごしました。
その後、アパレル業界を経て、パーティープランナーとして空間演出や音楽活動を行う中で独特の世界観を構築。
2011年東日本大震災をきっかけに、温めていた構想を実現化すべく本格的に作家活動をスタートしました。
日本刺繍をベースに、既成概念にとらわれない発想で創作を続けています。
キャンバスに使うのは、主に「絵絹」という透ける質感の織物です。
これを「霧」や「霞」に見立て、物語に浮かぶ玉響(たまゆら)や泡沫(うたかた)を「詩的」に縫い描く「空間刺繍」を創作しています。
また、どんな素材においても描き繍(ぬ)う世界は静謐で、
光と影の交差する、少しウェットな情景を描き上げています。
・ドバイ万博(2021年10月1日-2022年3月31日)と同時期に開催するWorld Art Dubai 2022への出展にて世界デビュー。