しののめ氏は、アラブ首長国連邦・ドバイにて、毎年春に開催されている国際アートフェア「World Art Dubai2022」へ初の出展を果たしました。
■World Art Dubai 2022
会期:2022年3月16日(水) ~3月19日(金)
主催:DUBAI WORLD TRADE CENTRE
会場:DUBAI WORLD TRADE CENTRE Hall 1,2,3
公式HP:https://www.worldartdubai.com/
4000点を越える作品が世界各国から集結し、入場者数はコロナ禍以前を上回る、過去最多を記録しました。会場内ではアート作品の展示のほか、パフォーマンスやワークショップなどの催しも企画され終日大盛況。アーテイスト・アートファン同士の交流の場として、国内での展示では味わうことのできない、アートへの熱に渦巻いた4日間でした。
絵画、グラフィック、立体、NFT……など、多種多様に及ぶ作品が立ち並ぶ中、しののめ氏はニードルアート作品「稀月」を出展しました。しののめ氏も現地へ渡航。アートファンとのコミュニケーションを楽みながら、初の海外出展、そして国外での活動の第一歩を踏み出しました。
また、開催初日には現地の英字新聞社「The National」により取材を受ける場面も。World Art Dubai 2022の日本ブースが特集され、翌日3/17付の文化芸術欄へ記事が掲載されました。記事内では日本ブースの出展者として、しののめ氏がピックアップされています。
■The Nationalの記事 World Art Dubai 2022 is its biggest and most diverse event yet
今回の出展をしののめ氏は以下のように振り返っています。
敬いという精神の宿る国の、美しい街ドバイにて、
世界を視野に入れた活動の一歩をスタート出来た事の悦びに、心は満ちており、
まず、尽力いただいた方々に感謝申し上げます。
媚びることなく自分の世界観を表現した本展への出展作品。
感動のあまり震えてくださる方、作品を前に涙を浮かべる方など、
現地の方々には「amazing !」と感嘆の言葉をたくさんいただき、私も万感の思いでした。
和歌ともいえる詩に内包された精神の、語部でありたいという想いで作り上げています。
言語が違えど、心と心の琴線を震え合わすことが出来た瞬間を体感できた喜びに、
感慨深い思いです。
そして、数ある作品の中で唯一のNeedle Art であったことは、誇りを感じています。
大きな会場の中で、自身の作品が凛と佇み、存在を放っていたことは、
これからの制作活動の大きな原動力になることでしょう。
美しい景色と共に、有意義で大きな意味を持つ記憶として、心に刻みたいと思います。
しののめ